M-1グランプリ
2022.12.26
CATEGORY : 雑記
こんにちは!陸奥守です。
今年もこの時期恒例のM-1グランプリが行われました。
最近は毎年見るようにしているのですが、今回もなかなか面白かったです。
個人的にはさや香が圧勝だと思ったのですが、優勝はウエストランドでした。
昔の漫才を知っている方々だと、やはり今の時代には難しい、毒づいて突き刺さるような漫才を求めるのかもしれません。
審査員がみんな若かったりすると、また全然結果は違っていたんでしょうね。
以下、勝手な総評です。偉そうに講評してますが、そこはスルーしてください m(_ _)m
- カベポスター
なかなかよかったです。安定していました。ただトップバッターなのと、山田邦子氏の得点が安定していなかったのが不利でしたね。 - 真空ジェエシカ
去年のM-1以降、一押しのコンビです。
今回も抜群におもしろかったです。ただ若い人の方が受けがいいと思いました。
昭和テイストのネタが出てこなくて、新鮮な気持ちで心地よかったです。 - オズワルド
敗者復活戦と同じネタでしたが、なぜか2回目のほうがおもしろく感じました。
このコンビに限ったことではありませんが、ネタ次第では野外(敗者復活戦)でやるのと屋内でやるのとでは印象が変わるのかもしれません。
しかしファイナルラウンドに残るにはあと一歩インパクトが足りないかなと思いました。 - ロングコートダディ(ファイナルラウンド進出)
好きなコンビです。
1本目はもう優勝レベルで、短期決戦のショーレースのために作ったようなネタでした。
このネタを2本目でやっていたら優勝したんじゃないでしょうか。
2本目はいつものロングコートダディという感じで、悪くはないんですが爆発力が薄かったです。 - さや香(ファイナルラウンド進出)
正直見るまでは知らないコンビだったのですが、1本目も2本目もめちゃ面白かったです。
個人的にはファイナルラウンドでは一番面白かったです。
ただ、審査員的にはウエストランドのほうが刺さったんでしょうね。
ちなみに友人は「正統派漫才すぎる……」とのことで、あまり受けがよくなかったです。 - 男性ブランコ
正直今回のネタはいまいちでした。ちょっと不思議ワールドすぎて、一般受けしなかったかも。
キングオブコント、M-1ともに決勝常連になってきたので、次回以降もがんばってほしいです。 - ダイヤモンド
知らないコンビでしたが、まだ5年目だそうです。
ツッコミが単調すぎたので、審査員にもそこを指摘されていました。
今の技術のままだと将来性をあまり感じないので、今後は「生まれ変わった!」と言われるぐらいの変化を期待します。 - ヨネダ2000
個人的に一番期待していましたが、ネタがリズミカルすぎて、逆に単調に感じてしまった人もいるかも。
もう一つ変化があれば、優勝レベルに化けそうです。 - キュウ
何度かネタを見て、もともとあまり面白いとは思わなかったのですが、決勝進出とのことで失礼ながら意外でした。
しかし決勝のネタもいつものキュウといった感じだったので、まぁ審査員の点数が順当な評価かなぁと思いました。 - ウエストランド(ファイナルラウンド進出)
見ていてヒヤヒヤするほど毒づいてました。
何度も笑えるところがあったのですが、同時に「笑っていいのか?」と思ってしまい、純粋に漫才として評価するのが難しかったです。
しかし審査員の世代からすると、あれくらい毒づいても普通に評価することができたんでしょうね。
ウエストランド(というか井口さん)は平場でもがっつりしゃべれる方でしょうから、順当にメディアへの露出は増えるでしょうけど、あの毒をどこまで吐いていくのか注目ですね。
すでにM-1のネタだけでもネットでは叩かれ始めているようですし……。
ともあれ最近は優勝者以外でも、ファイナリストであれば普通にブレイクするコンビが多くなってきたので、他のコンビの活躍も楽しみです。